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〒813-0011 福岡市東区香椎1-1-1-1階(西部ガスのビル)
当クリニックでは必要最小限な介入と予防的観点を重視した診療をおこなっております。その目標は健全な永久歯列の育成です。
矯正歯科:できる限り非抜歯での治療方針を模索したり、患者さまの負担の
少ない装置(痛み、治療期間、装着感など)を使うなど、治療結果
に妥協することなく必要最小限の介入による診療を目指します。
小児歯科:フッ素の活用をはじめ予防的観点を重視し、できる限り削らない
、抜かない診療を目指します。
不正咬合は一般的に、先天性の原因(遺伝)と環境要因(生活習慣など)とが複雑に絡み合ってかたちづくられていきます。そのため不正咬合を完全に予防することは難しいのですが、環境要因をコントロールすることで症状を軽くできる場合があります。特に@生活習慣を見直す、Aお口の中の異常な変化に早めに気付く、この2点がポイントになります。小さな異常や生活の変化に早めに気付き、必要な対策を取ることで大がかりな治療に至らずにすむ可能性も出てきます。次の項目でよい歯並びのためのチェックシートを載せていますので参考にされてください。
チェックシート
@〜Hまでが1つでも当てはまる場合は歯並びに何らかの問題がある可能性があります。I〜Mは一般的な健康増進項目です。たくさん当てはまるほどよい歯並びに育つ可能性が高まります。
@口で呼吸する(いつも口が開いている)
A指しゃぶりや爪かみなどの癖がある
Bしゃべり方が舌足らずな感じ
C頬杖をつく
Dうつ伏せで寝る
Eいつまでも生えてこない歯がある
F高さの低い歯がある
G片噛みの癖がある・顔が曲がっている
H噛むのが苦手(よく噛めない)
I3度の食事をしっかり食べる
J食事のときはテレビを消す・椅子で足がつく
K姿勢が良い
L外で遊ぶのが好き(歩くのが苦にならない)
M早寝早起きで睡眠がしっかりとれる
矯正治療では単なる歯の並びだけでなく、噛み合わせまで治療することが大切です。そのため上下の歯列、全ての歯に装置を付けて治療すことが基本になります。ただし、軽度の乱れや早期の治療など症例によっては部分的な装置や取り外し式の装置で治療が可能な場合もあります(部分矯正)。
矯正治療は年齢に関係なくいつでも可能です。ただしお子様の場合、ある程度生え換わるのを待って治療するほうが効率的なケースがある半面、成長が残っている間に治療を始めたほうがいいケースも多くあります。そのため、(永久歯にどの程度交換するまで待ったほうがいいのか…など)相談するタイミングを迷われる方が多いようです。一般的にはまず、受け口の場合は4歳くらいを目安に一度相談されるといいでしょう。それ以外でお子様の歯並びが気になる場合は、永久歯の前歯上下4本ずつが生え揃う頃を目安に一度相談されるといいと思います。永久歯への交換期(混合歯列期)というのは歯並びや噛み合わせの様々な異常が表面化しやすい時期です。この時期にアプローチ(装置を使った治療以外にも、よりよい成長を引き出すための口腔周囲筋のトレーニング…など)をすることで大がかりな治療に至らずに済むケースもあります。気になる場合は一度、正常な交換がおこなわれているかをチェックしてもらうだけでも安心です。
矯正治療中は基本的に生活の制限はありません。食事でもスポーツでも普段通りの生活が可能です。ただし、いくつか気をつけていただきたいことがあります。
@歯磨き:特に固定式の装置を使う場合、歯磨きはいつもよりも頑張っていただかないといけません。装置を装
着した時点で練習していただきます。
A食べ物:キャラメルや飴玉のようなお菓子は、装置が壊れる可能性があるので控えたほうがいいでしょう。
B痛み:装置の進化によって矯正治療中に感じる痛みや違和感については、以前に比べ小さくなっています。そ
れでも痛みについては個人差がありますので、一時的に痛みを感じる場合がありますが、生活に支障が
でるほどではありません。平均的には、調整後2~3日は軽い痛みや歯が浮いたような感じがあります。
Cその他:楽器の演奏などより細かな注意点につきましては個別にご相談ください。
ワイヤーを新しくしたり、曲げを入れたりしながら歯を動かしていきます。一回当たり30分程度です。
引っ越し先が遠方で継続して通院が困難な場合は、新しい住所に最寄りの専門の先生をご紹介させていただきます。ただし、治療の進み具合に応じて、料金が別途必要になります。
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